「足首の捻挫」

こんにちは。季節もどんどん寒くなって冬に近づいております。


先日の足の捻挫(小学3年生)来院しました。


外果(外くるぶし)の腫脹が強く、圧痛も著明だったため整形外科へ受診促しました。


診断は「骨折か靱帯断裂」(最終的には靭帯断裂)


というところで、L字のシーネ固定でスタートしました。


初日から3日程度L字シーネを全く取り外さず、松葉杖にて免荷(体重をかけずに)歩行。


3日後、より時折取り外しながら、患部の経過を観察していきます。


2週間後よりL字からU字固定に。


U字固定に変えていくことで踵からの歩行が可能になりました。

また、患足を接地させることにより、骨への刺激を。

自重をうまく伝えれるよう、踵からの歩行や、体重移動を徹底して教え込みます。


(バランスディスクでの訓練は、立って足裏を刺激する程度のことから始めています。)

(↑はトレーニングの例です。患者本人ではございません。)


18日後、超音波やEMSを用いて、鎮痛・腫脹軽減・筋膜の刺激を行っています。


3週経過、通学などはサポーターに移行し、歩行による強度を高めています。


1か月後サポーターを洗ってしまい、急遽テーピングを巻きました。

が、それ以外はサポーターにて経過観察。(↓の画像は別の方のものです。撮影してなかったので)


現在、体幹トレーニングとふくらはぎのトレーニングをしています。

1か月半ほど経過しておりますが、痛みなく日常生活やスポーツ(サッカーボールを蹴るレベル)まで回復しました。


足首の捻挫は、軽度でも骨折レベルでもあとあとまで繋がるものです。

甘く見すぎず、ご来院ください。


ないとう整骨院 院長 内藤昇剛

 ☎ 0943-75-5777 

 ✉ naitoseikotsuin@gmail.com  


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